外来語の末尾に長音記号「ー」をつけるかつけないか
社内のパッケージでも作る人によって日本語の「揺れ」がある。例えば
ユーザとユーザー。カテゴリとカテゴリー。コントローラとコントローラー。フォルダとフォルダー。
工学分野では最後の長音記号は省略する慣例なので、私の場合何も考えないと昔の癖で省略してしまう。実際どっちがいいのか調べたメモ。
結論から書くと内閣告示ルールに準拠するのが一般的な流れ。
長音記号の部分を引用すると
3 長音は,原則として長音符号「ー」を用いて書く。
注1 長音符号の代わりに母音字を添えて書く慣用もある。
〔例〕 バレエ(舞踊) ミイラ
注2 「エー」「オー」と書かず,「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 エイト ペイント レイアウト スペイン(地) ケインズ(人)
サラダボウル ボウリング(球技)
注3 英語の語末の‐er,‐or,‐arなどに当たるものは,原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことができる。
〔例〕 エレベーター ギター コンピューター マフラー エレベータ コンピュータ スリッパ
(内閣告示ルール:外来語の表記より)
新聞や放送業界ではこのルールに準拠しているらしい。
・・・で、一番困ったのが「カテゴリ」。マイクロソフト的には英語が「y」で終わるものには現在の表記を踏襲するらしいので「カテゴリ」。wikipediaでも「カテゴリ」となっているので「カテゴリ」なのかな。
<参考>