浄水器の点検で怪しかったので調べてみたら衝撃の事実が(長文)
ずいぶん前に下書きしたけど、結局投稿しなかった記事。最初に言っておくとツッコミ(コメント)はなしでお願いします。
2007年に訪問販売の人から買った浄水器の点検の連絡があった。点検自体は無料らしいので、夜9時に来てもらうことに。
読み易くするために、まずこの浄水器の情報をあげておくと
- 結構しっかりしたボトル型
- 3年前に訪問販売の人に負けて購入(詳細は最後の方で)
- 結構いい値段
- カートリッジの交換なしで10年は使えるらしい
- ただし1ヶ月に1回は逆流させて中を綺麗にする必要がある(切り替え部分を「逆流」に合わせるだけ)
- 水自体は美味しくなったので、結構満足している
やってきた方(以下Bさん)は、その浄水器の開発元の人らしい。浄水器を(洗浄するために)開ける前に長い説明があって、要約すると
中を綺麗にするための「逆流」を2週間に1回1分ぐらいやってないと品質は保証できないらしい。
私は3ヶ月に1回ぐらいしか「逆流」をやってなかったと伝えると、「あちゃー」という顔をされた。
・・・で、実際鉄製のボトルを開けてみると、筒状のカートリッジが出てきた。Bさんはその筒状の上部を見て、
「これは、もうカビが発生してしまっているので、どうしようもないですね。」
確かにカートリッジの上部に水垢がついているが、そこは水の通り道ではないし、出てくる水を検査するとか内部を見てみないと分からなくない?と思いつつ、Bさんはしゃべり続け、この原因は「逆流」をしなかったということらしい(逆流をしておけば10年持つらしい)。
塩素とかが抜けた水が内部に残ったままだと腐りやすいというのは分かるが、「逆流」させることで、これを防げるとは思えなかったので質問してみると、
「逆流」によって塩素を分散することが重要らしい。
??
まぁ向こうの狙いは分かったので、気になるカートリッジのお値段を聞いてみると
「10万5千円です。」
!!
それはさすがにおかしくない?
10年持つから高い金払ったのに、「逆流」という重要事項(←Bさんの言うことが本当なら)を注意書きもない(もちろん取扱説明書というのもない)のに私のせいにされ、さらに10万払えと?
「無理です。これ、引きとってもらっていいですか?」
「5000円です。」
!!
「じゃあ、自分で処分するのでいいです。」
と帰ってもらおうと思ったら、またBさんの説明が始まって、結局引き取り額が3000円になった。「じゃあ、2000円でどうですか?」と言ったら、あっさりOK。ちょっと「しまった」と思ったけど、素直に持ち帰ってくれるならいいかと税込で2100円払って帰ってもらった。
浄水器を買った値段も忘れていたけど、あまりに詐欺っぽかったので、調べてみると・・・
特定商取引法に違反した浄水器の訪問販売業者を6府県で同時処分
浄水器の名は「LIFEPURE(ライフピュア)」。アーバンクリエイトという営業さんから買ったのでビンゴ。
当時30万を17万に値切って、分割手数料が7万ぐらい掛かって、60回払いの月々4000円でした。
これって、途中で引き落としできないように出きるのカナ?今度詳しい人に聞いてみよう。
→ 現物がないと解約できないので、浄水器自体を引き取ってもらってはダメ。
モノ自体は満足していたので、カートリッジが1万ぐらいなら素直に払っていたと思う。結局、Bさんも騙されやすい人をターゲットに廻っている人だったのカナ?
最後に問題の浄水器を買ったときに別のサイトに書いていた記事を転載。
2007-3-26 1:19
なぜか浄水器を買ってしまいました。おもしろい出来事だったのでメモっときます。
この前22日の夜九時前に水道局の人がきました。
新居はオートロックなので、まずマンションの玄関で足止めを喰らいます。
「水道局の者ですけど、みなさんに今廻っているものですから、よろしくお願いしまーす。」
↑確かこんな感じ
引越ししたときに水は通してもらったけど、その点検か何かかなーと思い、とりあえず解錠しました。
会って台所まで通すと「今使っている水が・・・」と話しをし出したので、「なんだ、浄水器の販売か」と気づき、すぐ切り上げようと
私:「水が綺麗になるのはいいんですけど、お金掛かりますよね?どれぐらいですか?」
A:「一日300円です。」
私:「そりゃちょっと高いわ」
すぐ帰ってほしかったのですが、このAくんは情熱的に話してきます。
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3時間経過。いや本当に・・・
要点をまとめると
- Aくんはとても情熱的
- Aくんは25歳
- Aくんは人との出会いを大事にする人
- 私(菅沼)は水が綺麗になろうと別にどっちでもいい
- 私(菅沼)は浄水器を買う気はないということは開始1分後に通達済み
- Aくん的にここまで話しといて「駄目でした」は痛い
- Aくんの上司から2回ほど途中で「どうなっとるんじゃ?」の電話があった
最終的には情(情熱と同情)に負けて、社員価格ということで決着つきました。
最後には上司の人も来て、なぜ社員価格になったのかということとこんな時間になったのかというのを(私が)説明しました。
話しが盛り上がった+Aくんの情熱に負けたという感じ ← 優しいね。
(Aくんは上司に弱いみたいです。)
上司の人曰く
「他の住人に値段のことは言わないでほしい」
らしいです。
たいして違わないと思いますけど・・・
その後、書類だかを書いて結局Aくんが帰ったのは1時を回っていました。
最後はガッチリ握手をしてのお別れです。
(Aくんは情熱的)
今回は本当に「ま、いっか」という感じです。
長野県人は、物を売りやすいと営業の人が言っていたのを思い出しました。
その通りだと思います。
ただこれだけは言いたいです。
水は確かにおいしくなりました。
あまり活用する場面がないですけど
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