JPドメインの指定事業者変更とドメイン名移転の違い
OCNで管理していたドメインをValue-Domainへドメイン移管したときの覚書。
移管したドメインはor.jp(属性型ドメイン)。
OCNのサイトでは「指定事業者変更」と「ドメイン名移転」がある。
その違いは何?と思って調べてみると下記サイトの説明が分かりやすかった。
JPドメインの管理方法に沿った言い方をしているらしい。
要するに
指定事業者変更 |
ドメインレジストラの変更。 登録者情報をそのままに管理するドメインレジストラを変更する。 他のドメインを管理していなければこっち。例えばお客様が直接管理をしているドメインを自社管理にする場合など |
ドメイン名移転 (ドメイン移転) |
特定のドメインだけ他のレジストラに移管する。 登録者情報を変更して、レジストラも変更する。 別の業者が管理しているドメインを自社管理に変更する場合など |
< 2017/10/12 Modified >
OCNの「Bizメール&ウェブ ビジネス」を契約しているクライアントのDNSを変更してMXレコードは以前のままに設定しているのにメールが送受信できなくなった。
原因は、オプションでメールのウイルスチェック機能を契約しているから。そうするとMXレコードは下記のサーバーを指定している。
mwbgw2.ocn.ad.jp.
mwbgw1.ocn.ad.jp.
このサーバーはウイルスチェック用らしく、メインのAレコードを参照して、それが配送先と違うとエラーになる。
つまりホームページを別サーバーで運用して、メールだけOCNを使うということができない。サポートに問い合わせてもサービスの仕様で、ウイルスチェック機能を解約するしかないらしい。
仕方がないから、とりあえずAレコードを元のサーバーに戻した。
メールアカウントが多いとメールサーバーを変更するのにパワーがいる。しかも、そういった組織だと年間10万弱はたいした金額ではない。
さくらのメールボックスを使えばウイルスチェック込みで年間1,029円なのに。。。
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