CentOS Stream 8でMariaDBを10.3から10.5へアップグレード
dnfコマンドでMariaDBを10.3から10.5へアップグレードしたときの覚書。
環境: CentOS Stream release 8
MariaDB 10.3のサポートは2023年5月まで。
MariaDB 10.5のサポートは2025年6月まで。
詳細はMariaDB公式サイトを確認する。
- MariaDB Server Releases - MariaDB Knowledge Base
- Changes and Improvements in MariaDB 10.5 - MariaDB Knowledge Base
10.5からはmysqlコマンドからmariadbコマンドに変更になった(mysqlコマンドも使える)。
ホームページ用途で気にする変更はなさそう。
dnfコマンドはFedora公式サイトを参考に。
現在インストールされているバージョンを確認
# dnf module list mariadb
[i]付きがインストールされているバージョン。
phpMyAdminなどからバックアップしておく。
10.3から10.5に切り替える。
# dnf module reset mariadb
10.3も10.5もリストにあるのでインストールコマンドでいける。
# dnf module install mariadb:10.5
確認
# dnf module reset mariadb
phpMyAdminでも確認する。
念のため自動起動が有効になっているか確認
# systemctl list-unit-files -t service | grep mariadb