FreeBSDのディスク容量とパーティション確認。ConohaのOS選択で同一名称がある理由。
Conoha VPSを使っているときに「あれ?100Gあるはずなのにもう容量がいっぱいになったぞ?」と思ったときの覚書。
環境: Conoha VPS 8GBプラン, FreeBSD 14.1
ディスク容量確認。
# df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on/dev/vtbd0p2 27G 22G 2.5G 90% /devfs 1.0K 0B 1.0K 0% /dev
27Gしかマウントされていない。
ファイルシステム確認。
# mount
/dev/vtbd0p2 on / (ufs, local, soft-updates, journaled soft-updates)devfs on /dev (devfs)
パーティション確認。
# gpart show
=> 40 62914480 vtbd0 GPT (100G) [CORRUPT]40 1024 1 freebsd-boot (512K)1064 58719232 2 freebsd-ufs (28G)58720296 3145728 3 freebsd-swap (1.5G)61866024 1048496 - free - (512M)
CORRUPT(破損)と表示されている…。
FreeBSDを14.0から14.1にアップグレードしたからかもしれないと思い、サーバーを再構築してみた。
今度はファイルシステムをZFSにしてみた。
# gpart show
=> 40 62914480 vtbd0 GPT (100G) [CORRUPT]40 1024 1 freebsd-boot (512K)1064 984 - free - (492K)2048 4194304 2 freebsd-swap (2.0G)4196352 58716160 3 freebsd-zfs (28G)62912512 2008 - free - (1.0M)
やはりCORRUPT(破損)と表示されている…。
サポートに問い合わせ中。
サポートから返信があった。
お問い合わせいただき、まことにありがとうございます。ConoHa お客様センターです。お問い合わせの件につきまして、確認しましたところサーバー追加にてFreeBSDを選択して追加した場合にストレージ30GB用のイメージにて追加される状況でございました。大変恐縮ではございますが、サーバー再構築による初期化にて対応が可能でございますのでご検討いただけますと幸いでございます。・サーバーの再構築https://support.conoha.jp/v/changeos/バージョン選択にて同一名称のものが2つ並んでおりますが、右側のものが100GB用のイメージとなります。
サーバー選択画面で同じ名称が並んでいた謎が解けた。
左が30GBのOSイメージで右が100GBのOSイメージらしい。
それはさすがに分からない。
OSイメージの右側を選択してサーバー再構築してみた後。
# gpart show
=> 40 209715120 vtbd0 GPT (100G)40 1024 1 freebsd-boot (512K)1064 984 - free - (492K)2048 4194304 2 freebsd-swap (2.0G)4196352 205516800 3 freebsd-zfs (98G)209713152 2008 - free - (1.0M)
CORRUPT(破損)と表示されていないので安心した。