FreePBX管理ページのメニュー概要【アドミン編】
FreePBXをインストールして管理画面の設定項目の多さに心が折れそうになっているときの覚書。
管理ページを1つずつ理解していってみた。
環境: FreePBX Distro 1910, FreePBX 15.0.16.20, Asterisk 16.6.2
インストールしたときの記事はこちら。
FreePBX管理ページのメニュー概要
日本語設定済み。Activate済み。
権限も設定可能。
納品先の担当者用ユーザーを追加設定すると良さそう。
例)sip show peers
と入力すれば、接続しているSIPクライアントを表示する。
シェルコンソールから
# asterisk -cr
したのと同じ。
コマンドの保管機能があるのが便利。
/etc/asterisk/modules.confの情報
「*0」が短縮ダイヤルのコマンドになるので、短縮番号「100」を登録したら、「*0100」で掛かる。
参考: Asterisk Phonebook Module User Guide - PBX GUI - Documentation
このバックアップファイルをクラウドに保存する仕組みにすれば、いざというとき安心かもしれない。
参考: Using the Backup module - PBX GUI - Documentation
参考: CallerID Lookup Sources User Guide - PBX GUI - Documentation
Let's Encryptの証明書をインストールするやり方も公式ドキュメントにある。
参考: Certificate Management User Guide - PBX GUI - Documentation
外線/内線へのアクセス権限などを柔軟に設定できる。
参考: Class of Service - FreePBX
内線を追加すると自動で追加されていた。
参考: Contact Manager Module - PBX GUI - Documentation
参考: Custom Destinations User Guide - PBX GUI - Documentation
参考: Custom Extensions User Guide - PBX GUI - Documentation
参考:Digium Addons User Guide - PBX GUI - Documentation
例えば「*43」をダイヤルすると喋った内容をオウム返しする通話テストを利用できる。
参考: Feature Codes Admin User Guide - PBX GUI - Documentation
アップデート/有効無効などを設定できる。
アップデートがたくさんあるときは「Request-URI Too Long」になるので、コンソールから「fwconsole ma upgradeall」を打つ(参考: Fresh ISO install update bug - Installation / Upgrade - FreePBX Community Forums)
参考: Module Admin User Guide - PBX GUI - Documentation
このステータスを使うには対応アプリが必要。
参考: Presence State Module User Guide - PBX GUI - Documentation
Japanese(ja)はインストール済みだった。
参考: Sound Languages User Guide - PBX GUI - Documentation
Activate後はHostnameなどPCの設定をここから変更できる。
コンソールでコマンド打つより簡単かもしれない。
ここで追加したものが「アプリケーション → アナウンス」などで選択可能になる。
参考: System Recordings Module User Guide - PBX GUI - Documentation
アプリケーション → 内線で登録したユーザーも表示される。
参考: User Management Module - PBX GUI - Documentation
UCP(User Control Panel)で利用可能。
対応アプリもあるらしい。
参考: XMPP Chat Management - PBX GUI - Documentation
FreePBXの管理会社Sangomaが提供
便利そうだけど問い合わせないと値段が分からない。
参考: iSymphony Call Manager
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管理ページを1つずつ理解していってみた。
環境: FreePBX Distro 1910, FreePBX 15.0.16.20, Asterisk 16.6.2
インストールしたときの記事はこちら。
FreePBX管理ページのメニュー概要
日本語設定済み。Activate済み。
アドミン → 管理者
初期設定した管理者以外にユーザーを追加できる。権限も設定可能。
納品先の担当者用ユーザーを追加設定すると良さそう。
アドミン → Asterisk CLI
Asterisk CLIのコマンドを実行して結果を表示できる。例)sip show peers
と入力すれば、接続しているSIPクライアントを表示する。
シェルコンソールから
# asterisk -cr
したのと同じ。
コマンドの保管機能があるのが便利。
アドミン → Asteriskモジュール
Asteriskのモジュール一覧/etc/asterisk/modules.confの情報
アドミン → Asterisk電話帳 (Asterisk Phonebook)
短縮ダイヤルを登録することが出来る。「*0」が短縮ダイヤルのコマンドになるので、短縮番号「100」を登録したら、「*0100」で掛かる。
参考: Asterisk Phonebook Module User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → バックアップと復元
定期的にバックアップするタスクを設定できる。このバックアップファイルをクラウドに保存する仕組みにすれば、いざというとき安心かもしれない。
参考: Using the Backup module - PBX GUI - Documentation
アドミン → ブラックリスト
その名の通り登録した番号からの電話は自動切断する。
どれくらい掛けてきたのかも分かる。
アドミン → Bulk Handler
設定情報をCSV形式で一括インポート/エクスポートする。
DIDはDirect Inward Dialingの略。
1本以上の回線に番号の範囲を割り当てることらしい。
アドミン → 発信者番号検索ソース (CallerID Lookup)
着信番号から名前を検索するデータベースを指定できる。参考: CallerID Lookup Sources User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → 証明書の管理 (Certificate Management)
通信を暗号化するための証明書を管理。Let's Encryptの証明書をインストールするやり方も公式ドキュメントにある。
参考: Certificate Management User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → サービスクラス (Class of Service)
有償機能外線/内線へのアクセス権限などを柔軟に設定できる。
参考: Class of Service - FreePBX
アドミン → Config Edit
/etc/asterisk/を直接編集可能アドミン → 連絡先の管理 (Contact Manager)
連絡先を管理する。内線を追加すると自動で追加されていた。
参考: Contact Manager Module - PBX GUI - Documentation
アドミン → カスタム宛先 (Custom Destinations)
電話掛けるとプログラムを実行するようなときに利用。上級者向け。参考: Custom Destinations User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → カスタム内線 (Custom Extensions)
内線番号でプログラムを実行するようなときに利用。参考: Custom Extensions User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → Digium Addons
Digium(会社?)が提供しているモジュールライセンスを管理。参考:Digium Addons User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → 機能コード (Feature Codes)
ダイヤルでAsteriskの機能を呼び出す設定。例えば「*43」をダイヤルすると喋った内容をオウム返しする通話テストを利用できる。
参考: Feature Codes Admin User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → FreePBXサポート
FreePBXの商用サポートへリンクする。アドミン → モジュール管理
インストールされたモジュール一覧アップデート/有効無効などを設定できる。
アップデートがたくさんあるときは「Request-URI Too Long」になるので、コンソールから「fwconsole ma upgradeall」を打つ(参考: Fresh ISO install update bug - Installation / Upgrade - FreePBX Community Forums)
参考: Module Admin User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → オンラインサポート
Wiki、フォーラム、サポートへのリンクアドミン → プレゼンスステータス (Presence State)
「オンライン」「取込中」「不在」などのステータスを管理。このステータスを使うには対応アプリが必要。
参考: Presence State Module User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → Sound Languages
音声に使用する言語を設定。Japanese(ja)はインストール済みだった。
参考: Sound Languages User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → System Admin
Activationを行う。Activate後はHostnameなどPCの設定をここから変更できる。
コンソールでコマンド打つより簡単かもしれない。
アドミン → システム録音 (System Recordings)
システムで使用する音声を追加したりブラウザの機能を使って録音できる。ここで追加したものが「アプリケーション → アナウンス」などで選択可能になる。
参考: System Recordings Module User Guide - PBX GUI - Documentation
アドミン → Updates
モジュール管理画面のSummaryタブを表示アドミン → ユーザ管理
IP-PBXシステムにログインするユーザーを管理。アプリケーション → 内線で登録したユーザーも表示される。
参考: User Management Module - PBX GUI - Documentation
アドミン → XMPP
XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)を使ったチャット機能。UCP(User Control Panel)で利用可能。
対応アプリもあるらしい。
参考: XMPP Chat Management - PBX GUI - Documentation
アドミン → Zulu
ZuluはPC/モバイルにインストールて使うコミュニケーションツール。FreePBXの管理会社Sangomaが提供
便利そうだけど問い合わせないと値段が分からない。
アドミン → iSymphony
iSymphonyはスマホを一元管理するシステム参考: iSymphony Call Manager
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