ハローワークAPIで求人情報検索
ハローワークAPIを調査している時の覚書。
環境: API v2.0、API仕様書第1.3版
利用には職業紹介事業免許が必要。
利用できるようになるまでの経緯
- 「事業所・求人申込み(仮登録)」から手続き開始。
- データの種類でCSVとAPIが選べるのでAPIを選択。
- 入力内容の申請書PDFをダウンロード、署名、担当労働省へ郵送(2/10郵送)。
- 当日に労働局からメールが来ていたけど内容の意味が分からなくてスルーしてた。
労働局から再度確認メールが来て「差し戻し」になった。
電話して理由を聞くと、紹介実績が1件以上ないと求職情報(職を探している人の情報)を参照することはできない。 - 情報提供を求人情報提供(求人を出している企業情報)のみに変更して、署名→スキャン→メール添付送信(2/15)
- 利用開始時期通知のメールが届いて利用できるようになった(2/18)
- ログインするとメニュー → 求人情報 → API利用からAPI利用手順書が閲覧できるようになる。
利用時の注意点
- レスポンスデータはXML形式
- 毎日メンテナンスで繋がらない時間帯がある。
毎日0時~6時まで
月の末日21時30分~翌日6時まで - 1日1回毎日21時30分時点のデータで更新
- 利用規約をよく読む
- 職業紹介と関係がない目的で利用しないこと。
- 求人対象団体および求職者以外の不特定多数の者への提供は行わないこと。
- 求人内容は正確に引用し、内容を改変しないこと。
等、重要なことが記載してある。規約違反は利用停止処分。
ハローワークAPIを利用したサービス
かなり強気の価格設定。求人番号入れてもデモサイト作れないし、導入事例のホームページを見てもサービスが使われている形跡がないのが心配。
…と思ったら身売りしてた。
参考: 大分発HRテック企業「HAB&Co.」の株式取得のお知らせ 行政や自治体によるGovTechモデルで地方強化と業界DXを推進|トライトグループのプレスリリース
身売り先が医療介護の会社なので競合になるかもしれない。楽しみ。