Adobe Digital Publishing Suite (ADPS)とProBridgeDesigner(PBD)の比較

pbd_vs_adps社内配信向けiPad Appを作成するためにAdobe Digital Publishing Suiteを利用しようとしたけど、Enterprise Editionが高価すぎたので、ProBridgeDesignerを調査。

ProBridgeDesigner株式会社プロフィールドが開発、販売しているInDesignのPlugin + Developer Kit.

下の表は社内配信用のiPad Appを作成するための比較表。両者ともEditionが複数あり、機能や金額が違うので、それぞれの担当者に詳細を聞くなりDemoを見た方がいい。

  PBD Pro iPad ADPS (Enterprise)
特徴 ADPSに比べて圧倒的に安い
APIを使って独自のViewerを作成可能
InDesignのPlugin自体は無料
InDesignで作成した後は、Adobe Server上で管理
ViewerのCustomizeも別途対応可能
主な流れ 1. InDesignで作成
2. Pluginを使ってpdb形式に変換
3. 付属Utilityを使ってiOS Appに変換
   (Xcodeの事前Installが必要) 
4. Xcodeを使ってPreview
5. 通常のiOS Appと同様にApp申請
1. InDesignで作成
2. Pluginを使ってfolio形式に変換
3. folio fileをAdobe ServerにUpload
4. Web管理画面でApp作成
5. Web管理画面でApp申請
金額 Plugin 約30万円
Developer Kit 約50万円
保守 約14万円(/年)
約300万円(/年)
※別途見積り
必要な知識 InDesign
Pluginの使い方
Xcode
InDesign
Pluginの使い方
その他 付属Utilityを使ってCompileするまではPreview出来ない。
ADPSのPluginをInstallしておくと、それなりにPreviewしてくれる。
PluginにPreviewがあるし、ServerにUploadした後も実機でPreviewする方法が提供されているので、安心してInDesignに集中できる。Programmingの知識は全く必要なし。

プロフィールドの営業の人に
「ADPSに出来てPBDに出来ないことはありますか?」
という質問をしたら、
「ないです。ただ360°部屋を見渡せる機能で縦方向には回転出来ません」
という回答だった。

実際それ以外に出来ないことはあったけど、両Serviceとも機能追加されているので、要望を出せば実装してくれそう。

 

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