静的WordPress向けNginxのfastcgi_cache設定
WordPressで開発した静的ウェブサイトを公開するためにnginxの設定を見直したときの覚書。 環境: CentOS 6.7, nginx 1.8.0, PHP 5.6.15 fastcgi_cacheはPHP-FPMなどのバックエンドの結果をキャッシュする機能。 Nginxの設定ファイルの記述はWordPressの公式サイトを参考にした。 Nginx | WordPress Codex 設定ファイルをGistにアップしたのでこっちを見ながらの方が分かりやすいかも。 Nginx Configuration Files for WordPress | Gist 目次 FastCGIキャッシュ機能を有効に Nginxの設定ファイルを準備(キャッシュなし) キャッシュ機能が有効な設定ファイル Gzipの設定ファイル 1.FastCGIキャッシュ機能を有効に Nginx全体の設定なのでhttpディレクティブに記述する必要がある。 # cd /etc/nginx/ # less nginx.conf http { # FastCGI Cache fastcgi_cache_path /var/cache/nginx/fastcgi levels=1:2 keys_zone=WORDPRESS:100m inactive=1d; fastcgi_cache_key "$scheme$request_method$host$request_uri"; fastcgi_cache_use_stale error timeout invalid_header http_500; } ゾーン名: WORDPRESS 共有メモリ使用サイズ: 100M 保持期間: 1日間 2.Nginxの設定ファイルを準備(キャッシュなし) 各サイトごとの設定 # cd conf.d/ 共通の設定ファイルを作って、各サイトでincludeさせる。 まずはアクセス制限用設定ファイルを作成 # mkdir global # vi global...