SSHクライアントとしてのCloud Shell

GCPのCloud Shellを試したときに「これ緊急用でスマホやiPadからサーバーを保守するターミナルに使えるんじゃない?」と思ったときの覚書。


1.Cloud Shellとは?

ブラウザベースのターミナルツール。
公式サイト: Cloud Shell  |  Google Cloud

  • GCPを利用していれば無料
  • スマホやiPadでは「Google Cloud」アプリから起動可
  • 5GBまでのストレージ容量
  • 週50時間の使用制限
  • 120日間アクセスしていないと$HOMEが初期化される
    (初期化する前にメール通知される)
    参考: 割り当てと上限  |  Cloud Shell  |  Google Cloud

AzureやAWSにもCloud Shellがある。


2.Cloud ShellからLinuxへのSSH接続

外部のLinuxサーバーへSSH接続できる。
bashが使えるので使いやすい。
$ mkdir .ssh
$ vi .ssh/private-key.pem
$ chmod 600 .ssh/private-key.pem
$ ssh -i .ssh/private-key.pem root@hoge.jp

Google CloudアプリのCloud Shellもスマホで操作しやすい。

ブラウザさえあれば、どこからでも今すぐサーバー保守できるようになるのは便利だと思う。

今までは念のため各スマホにTerminusというアプリを入れて、外出先からでもSSH接続できるようにしていたけど、これからはCloud Shell一本で十分かも。

2024/12/12追記
緊急保守するときはスマホのGoogle CloudアプリからCloud Shell起動できるので便利。
Terminusアプリは削除した。


3.git cloneもできる

git cloneができて、5GBまでストレージが使えるので開発環境も構築できそう。

Cloud Shell EditorはブラウザでVisual Studio Codeのように使えるみたい。


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