CoreOS入門。VMware FusionでCoreOSを起動してみる
dockerを調査するためにCoreOSをインストールしてみたときの覚書。
環境: VMware Fusion 7.1.2
CoreOSはLinux Kernel 4.0なのでVMware Fusionでは対応してないと思ったら、公式にVMwareに対応した仮想マシンを配布しているのでダウンロードするだけで試せる。
目次
- CoreOSとは
- 仮想マシンをダウンロード
- 起動してSSH経由でアクセス
1.CoreOSとは
CoreOSはLinuxディストリビューションの一つ。
詳しくは下記参照
特徴
- パッケージ管理(yum, apt)の代わりにdockerで全てのユーザーサービス(パッケージ)を管理
- 複数台でのクラスタ構成をOSがサポート(CoreOS clusterと呼ぶ)。fleetを通して管理
- CoreOS cluster上のサービスはホストのetcdを通して繋がる。データベースの接続先などetcdに問い合わせるとクラスタ内のどこかにあるアドレスを返す。
- 自動アップデートが出来る。反映させるために再起動は必要。クラスタ構成しているならサービスの切り替えなどは自動でやってくれる
2.仮想マシンをダウンロード
公式ページからダウンロード
Stable → Browse Images → coreos_production_vmware_insecure.zip
3.起動してSSH経由でアクセス
解凍して、vmxファイルをダブルクリックするだけで起動する。
起動後のコンソール画面にIPアドレスが表示されているので、SSHでアクセスする。
SSHの秘密鍵は同封されている「insecure_ssh_key」を指定する。
今日のところはここまで。
いろいろな単語が出てくるけど、それぞれの違いと役割がまだわかっていない。
docker, etcd, fleed, fannel, Kubernetes
参考サイト
- Open Container Projectが発足:DockerとCoreOSの「コンテナ戦争」が終了、勝者はだれなのか - @IT
- Introducing flannel: An etcd backed overlay network for containers
< 2015/09/14 Modified >
CoreOSはDockerに最適化されているけど、開発環境では慣れているCentOS上でDockerをインストールした方がやりやすい。
その場合はKernelの問題でCentOS7を推奨
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