Android開発向けにGradleをMacにインストール

android_gradleFirebaseのサンプルアプリを実行するときに設定ファイル(google-services.json)を置くだけでビルドできる。なんで?と思ってgradleを調べたときの覚書。

環境: Mac OS X 10.11.5

 

目次

  1. Gradleとは
  2. Gradleのバージョン管理ツール「SDKMAN」をインストール
  3. AntのビルドをGradleに置き換える

 


1.Gradleとは

Java言語向けのビルドツール。AntやMavenのいいとこ取りをして使いやすくしたらしい。

Groovy(グルービー)というスクリプト言語で記述する。

Antをそのまま実行することも出来るから移行もしやすい。

 


2.Gradleのバージョン管理ツール「SDKMAN」をインストール

nvm, rbenvと同じようにSDKMANを使うとGradleのバージョン管理が出来て便利らしいのでSDKMANをインストールする。

公式サイト通りにインストール
$ curl -s "https://get.sdkman.io" | bash

ターミナルを開き直して初期化コマンド実行
$ source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

バージョン確認
$ sdk version

SDKMAN 4.0.37

何ができるか確認
$ sdk help

インストールできるツール一覧
$ sdk list

Gradleのバージョン一覧を表示して最新をインストール
$ sdk list gradle
$ sdk install gradle 2.13

Gradleのバージョン確認
$ gradle --version

Gradle 2.13

Build time:   2016-04-25 04:10:10 UTC
Build number: none
Revision:     3b427b1481e46232107303c90be7b05079b05b1c

Groovy:       2.4.4
Ant:          Apache Ant(TM) version 1.9.6 compiled on June 29 2015
JVM:          1.6.0_65 (Apple Inc. 20.65-b04-468)
OS:           Mac OS X 10.11.5 x86_64

 


3.AntのビルドをGradleに置き換える

TitaniumモジュールのビルドをGradleで出来るようにする。build.xmlをインポートするだけ。
$ cd ~/Documents/Appcelerator_Studio_Workspace/ti.hoge/
$ vi build.gradle

ant.importBuild "build.xml"

ビルド実行
$ gradle dist

無事ビルド完了。

クリーンするとき
$ gradle clean

タスクの一覧
$ gradle tasks

 

だんだん分かってきた。

 

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