一人社長の法人決算マニュアル/第2期(自分用)
会社設立2年目が終了したので、納税のための決算書類を作成したときの覚書。
環境: 株式会社、埼玉県川口市、一人社長
目次
- MFクラウド会計での確認事項
- 全力法人税で決算申告書類作成
- 印刷して書類を準備
- 提出
(2021/11/03 更新)
1.MFクラウド会計での確認事項
- 現預金出納帳と会社の通帳残高が合っているか確認
- 10万円以上で購入したものが固定資産になっているか確認
- 残高試算表と損益計算書を見て変なデータがないか確認・修正
会計データをインポートする前に確認すべき注意事項|全力法人税 - 某税理士曰く「雑費は許さない」
- 「法人税等」の仕訳は全力法人税の処理後に登録する
2.全力法人税で決算申告書類作成
- 全力法人税にログイン
- 右上の決算期が前の年の場合は「次年度へ繰り越す」
- ホームの「申告書を作成する」
- 決算確定年月日は入力した日にした(株主総会の日らしい)
- データのインポート
MFクラウド会計の会計データをインポートする方法|全力法人税
※ 固定資産台帳はShift-JISに変換する必要があった。 - 市町村民税率は市役所からの書類で確認
- 道府県民税率、事業税率は県税事務所からの書類で確認
- 均等割率は埼玉県HPで確認
あとは画面に従って慎重に入力していく。
来期からは商標権の支払いも発生するので注意 → 1年後の自分
ちなみに法人の青色申告は設立時にしておけば毎年度する必要はないと税理士の方に教えて頂いた。途中で心配になったので確認した。
入力に間違いがあってもインポートしたデータを削除してやり直せば何回でもできる。
3.印刷して書類を準備
- 処理後に表示される法人税の仕訳(法人税等/未払法人税等)をMFクラウド会計に登録。
- MFクラウド会計で決算書を一括出力。
- 全力法人税で作成した申告書を全てダウンロードして保存。
最後の3帳票が県税事務所と市役所用。その他の多くは税務署用の勘定科目内訳明細書。 - 出力した帳票を見ながら手書きで書き込む。
県民税の納付書は一枚控えだから書かなくてもいい。金額の先頭に¥マークを付ける。
代表印を押すのを忘れずに。
税務署のOCR書類は最初の2枚に押印する必要あり。あとは控えだから全部押印してもいい。
提出する日付は書かなくても提出時に何も言われなかった。
4.提出
【市役所】
3階へ階段で上がった正面で
「法人市民税の書類を提出しに来ました。」
で、納付書を切り離してもらう。
【税務署】
「決算書を提出しに来ました。」
簡単に確認してもらって、控えをもらう。
赤字なので納付書は使わない。
【県税事務所】
「法人県民税の書類を提出しに来ました。」
納付書を切り離してもらう。
【銀行】
市民税と県民税を納付する。
納付依頼書に合算した金額で記載。通帳の引き落としを別々に表示したい場合は納付依頼書を別々にする必要があるらしい。
いろいろ確認しながらだと書類を準備するのに1日掛かった。
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