共通鍵暗号アルゴリズムAES(Advanced Encryption Standard)
サイバーセキュリティの勉強をしているときの覚書。
AESとは?
AES(Advanced Encryption Standard)は2001年にアメリカで定められた標準暗号。
特徴
- 共通鍵暗号方式
- 鍵長は128bit, 192bit, 256bitの3種類
(鍵長と処理速度は相関関係にあるため用途に応じて選択する) - 無料で利用可
- 現在の主流(今のところどんな攻撃にも屈していない)
- 日本政府管轄プロジェクト「CRYPTREC」に電子政府推奨暗号リストとして登録されている。
参考サイト
AESはアルゴリズムなので、この暗号化アルゴリズムを利用した実装がいろいろとある。
AESが使われている実装の例
一覧とリンク
- TLS/HTTPS通信など。参考: Transport Layer Security - Wikipedia
- ZIP/ファイルの暗号化。参考: ZIP (ファイルフォーマット) - Wikipedia
- WPA2/Wi-Fiの標準暗号化プロトコルCCMP。参考: Counter mode with Cipher-block chaining Message authentication code Protocol - Wikipedia
- AACS/Blue-ray Discの暗号化規格。参考: Advanced Access Content System - Wikipedia