Microsoft Defenderとは?Windows Defenderとの違い。

Microsoft Defender?Windows Defenderのこと?と思って調査しているときの覚書。


1.Microsoft Defenderとは?

Microsoft社のセキュリティ対策関連サービスの総称
ソフトウェア自体はWindows10からビルトインされているためユーザーは意識することがない。

個人向けや法人向けのMicrosoft Defenderサービスがあり、それぞれ名称が違う。
基本的に「Microsoft Defender for 〇〇」という名前。
「Microsoft 365 Defender」もある。。。

Microsoft公式サイトでも体系化されてなくて分かりづらい。



2.Microsoft DefenderとWindows Defenderの違い

Microsoft DefenderはMicrosoft社のセキュリティ対策関連サービスの総称。

Windows DefenderはWindows10のウイルス対策ソフトの名称だった。
その後、Windowsにおけるセキュリティ対策全般の総称になった。
参考: Microsoft Defender ウイルス対策 - Wikipedia

近年はmacOSやAndroidなどWindows以外のOSも対応しているので、「Microsoft Defender」のブランド名で統一する様子。


参考: 担当者がMicrosoft Defender for Endpointをわかりやすく解説! - YouTube


3.エンドポイントとは?

エンドポイントは「ネットワークの末端」を意味する。
ネットワークを介して繋がるサーバー、PC、タブレット、スマホ、IoT機器など。
ネットワークを中継するルーター、プロキシサーバーなどはエンドポイントとは言わない。

マルウェアは目的達成のためにエンドポイントに感染しようとするので、これらのセキュリティ対策が重要。


4.Microsoft Defenderシリーズ

ウイルス対策ソフトウェアやファイヤーウォールなどはWindowsにビルトインされているので、PC単体の使用で追加料金は発生しない。

個人向けにはMicrosoft365と抱き合わせで家族のデバイスを監視機能が付いている。
参考: 個人向け Microsoft Defender | Microsoft 365


法人向けには「Microsoft Defender for Endpoint」としていくつかのプランがある。
参考: Microsoft エンドポイント セキュリティ計画の比較 | Microsoft Learn

組織のIT担当者が欲しがるユーザー管理+デバイス管理+Officeは「Microsoft 365 Business Premium(1ユーザー月額2,390円)」。

1ユーザー5デバイスまで。

「Microsoft 365 Business Standard(1ユーザー月額1,360円)」はWindows Updateの強制やアプリ制限、USBメモリ禁止などセキュリティを統合管理できない。



【関連記事】