WindowsログインをMicrosoftアカウントからMicrosoft 365ユーザーに変更
Microsoft 365 Business Standardを契約してWindowsのログインもMicrosoft 365ユーザーにしようとしたときの覚書。
前の記事:Microsoft 365 FamilyからMicrosoft 365 Business Standardへ移行
環境: Windows 11 Pro 22H2
Microsoft 365 管理センターで事前に設定しておくこと
- 「***.onmicrosoft.com」から独自ドメインのユーザー名に変更
- ユーザーのホームディレクトリが「C:\Users\(表示名)」になるので、念のため表示名は英字にしておく。
※ パスに日本語が含まれているとおかしくなるアプリケーションの例)Adobe Premiere Pro
※ 日本語が入っているとnpm installが失敗する
1.WindowsにMicrosoft 365ユーザーでログイン
Microsoftアカウント(個人アカウント)でログインしたままで設定
- 設定 → アカウント → 職場または学校へのアクセス → 職場または学校アカウントを追加 → このデバイスをAzure Active Directoryに参加させる。
- Microsoft 365ユーザー名でログインして認証。
- スタートボタン → アイコンをクリック → ユーザーの切り替え。
- Microsoft 365ユーザーでWindowsにログイン。
あとはWinwos11をクリーンインストールした覚書を参考に設定する。
参考: Windows11をクリーンインストール(2022年12月)
気づいたこと
- MicrosoftストアはMicrosoftアカウント(個人アカウント)でないとサインインできない。
- Linux上の共有フォルダにゲストでアクセスしたら「この操作を実行するアクセス許可が必要です」と言われたので、Sambaの設定を見直して認証する運用に変更。
参考: Samba共有フォルダのゲストユーザーを無効にして認証するように変更
次回はMicrosoft IntuneとWindows Autopilotを試してみたい。
Microsoft IntuneはMicrosoft 365 Business Premium(月額2,390円=Business Standardの+1,000円)以上のライセンスが必要。
OfficeなしであればEnterprise Mobility + Security E3(月額1,160円)。
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