Gradleプラグイン「com.android.application」
Android開発向けにGradleビルドシステムを理解しているときの覚書。
build.gradle内にある「apply plugin: 'com.android.application'」を詳しく調べてみた。
公式ドキュメントに詳しく書いてある。
以下はドキュメントに書いてあることを噛み砕いて説明しただけ。
1.「com.android.application」プラグインとは?
Androidアプリのビルドロジックをパッケージ化したGradleプラグイン。
2.使用例
com.android.applicationプラグインを使ったシンプルなビルドファイルはこれ
buildscript {
repositories {
jcenter()
}dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:1.3.1'
}
}apply plugin: 'com.android.application'
android {
compileSdkVersion 23
buildToolsVersion "23.1.0"
}
上から順に実行される。
簡単に説明していくと。。。
buildscriptはGradleが標準で提供している関数(クロージャ)。外部ライブラリを利用する場合はここに記述すると読み込んでくれる。
repositories {
jcenter()
}
リポジトリとしてjcenterを追加。
dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:1.3.1'
}
ライブラリの指定。
Group: com.android.tools.build
Name: gradle
Version: 1.3.1
この中に「com.android.application」プラグインがある。
apply plugin: 'com.android.application'
プラグインを適用。これでandroid関数(クロージャ)が使えるようになる。
3.Android SDKのパス指定
local.propertiesというファイルか、なければ環境変数ANDROID_HOMEを参照する。
sdk.dir=/path/to/Android/Sdk
全体的なビルドの流れは下記が分かりやすい。
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