【Linux】マシンの負荷やトラフィックをグラフ化する「Munin」をインストール
マシンが使用しているネットワークの帯域を知りたくて、簡単に表示できるソフトがないかなと探していたら辿りついた「Munin(ムニン)」。本家
グラフ化できるのは、ディスクの使用量、CPU使用率、メモリ使用率など。さらにプラグインで簡単に拡張できるのでいろんな情報をグラフ化してWebで参照できる。
[Gigazine]MRTGよりお手軽に負荷やトラフィックをグラフ化できる「Munin」
これをPHPとうまいこと連携できないかなと思い、とりあえずインストールしてみた。
環境はCentOS5.3
インストールは簡単でyum経由でできる。今回は監視サーバーと対象クライアントが同じなので両方インストール。
# yum install munin munin-node
依存関係で結構多くのパッケージがインストールされる。
/etc/munin/munin.confを編集してhtmlデータ格納ディレクトリを変更。この辺は環境に合わせて設定。
# vi /etc/munin/munin.conf
htmldir /opt/munin
コピーして権限の設定
# /bin/cp -fr /var/www/munin/* /opt/munin/
# chown -R munin. /opt/munin/
インストールすると自動でcronに登録されるので、実行される間隔などを変更したい場合は/etc/cron.d/muninを変更。
情報を収集するクライアントの起動
# /etc/rc.d/init.d/munin-node start
自動起動の登録
# chkconfig munin-node on
次はapacheの設定。インストールすると/etc/httpd/conf.d/munin.confにファイルが生成されるけど、私の環境はlamppで構成されているので、このファイルを参考に設定。
#
# munin
#
ScriptAlias /munin/cgi/ /opt/munin/cgi/
Alias /munin/ /opt/munin/
lamppのリロード。
# /etc/rc.d/init.d/lampp reload
これで設定したaliasにブラウザでアクセスすれば見れるはず。
監視クライアントを増やしていくのも簡単そう。
プラグインと/etc/munin/templatesにあるxmlファイルを編集すれば、日本語化も難しくなさそう。