RAID1構成のHDDが片方壊れたので交換と再構築(容量アップ)
PCを起動するとBIOS画面に「S.M.A.R.T Status BAD」と表示されたときの覚書。
環境: ASUS P8H77-V, Windows 10 Pro 1909, Intel Rapid Storage Technology 14.8.16.1063
ちなみにマザーボードの型番を調べるのはPowerShellで次のコマンドを叩く
PS> wmic baseboard get product
ディスク構成
Cドライブ/ SSD(Non-RAID)
Dドライブ/ HDD1TB + HDD1TB(RAID1ミラーリング)
RAID1のディスクの片方が壊れたみたい。
CrystalDiskInfoというフリーソフトで表示したのがこちら。
Intel Rapid Storage Technology(以下IRST)でも警告が出ている。
(シリアル番号をメモっておく)
2TBのハードディスクを2つ購入。
ちなみにこの機会に外付けのハードディスクドライブも買った。
再構築
交換手順
- 外付けハードディスクに大事なデータをバックアップ。
- PC本体を開けて、壊れた方のHDDを交換。
- PCを起動してCtrl-iを入力して(自動?)BIOSのRAID Utilityを起動。
- 「Rebuild」を選択してWindows起動。
- Windows起動後は自動で同期が開始され、進捗がIRSTで確認できる。
通常通り作業もできる。
同期が完了するまで2時間ぐらい掛かった。
完了したらもう一つの方も交換する。
- PC本体を開けて、1TBの古いHDDを2TBのに交換。
- PCを起動してCtrl-iを入力してBIOSのRAID Utilityを起動。
- 「Rebuild」が選択されているのを確認してWindows起動。
- Windows起動後は自動で同期が開始され、進捗がIRSTで確認できる。
念のため再起動。
容量アップ
1TBから2TBにDドライブの容量をアップした手順
- IRST上で右のRAID1をクリックすると左に「Increase size」のリンクが出てくる(下図参照)。
- 「Increase size」をクリックして容量を2TBにする。すぐ再起動。
- WindowsのDisk Managementを開いて、Dドライブの容量を右クリックして「Extend Volume...」を選択(下図参照)。
- ウィザード形式でデフォルトで最大サイズが選択されているので、そのまま「OK」。
- IRST上でInitializeingの進捗が完了するのを(作業しながら)確認。
無事ハードディスク交換完了。
昔と違いドライブレターを変更せずにHDD交換と容量アップができてちょっと感動。