WordPress 5.5からXMLサイトマップが標準で組み込まれたので試してみた
今までは「Google XML Sitemaps」プラグインを使っていた。WordPress標準で提供されるならプラグインを1個削除できて嬉しいと思って調査したときの覚書。
環境: WordPress 5.5, PHP 7.3.21
5.5にアップデート直後は/wp-sitemap.xmlにアクセスすると提供されるサイトマップが表示される。
WordPress標準XMLサイトマップの分かった事/注意点
- ページ一覧/投稿一覧、カテゴリー一覧、ユーザー一覧がサイトマップとして公開される。
→ ユーザー一覧を外部に公開することになるので注意
→ Google XML Sitemaps 4.1.1~はWordPress標準XMLサイトマップを無効にしている - 動作を管理画面で設定できない
→ 動作を変えるにはhookする必要あり - 新規投稿や更新した際に自動でGoogleへ更新通知をしてくれない(Google XML Sitemapsはしてくれる)
→ 動作を変えるにはhookする必要あり
Google XML Sitemapsからの移行
ユーザー一覧は公開したくないので「wp_sitemaps_add_provider」にhookして制御する必要あり。詳細はこちら。
その他注意点
- nginxに設定したGoogle XML Sitemaps Plugin用rewriteの記述を削除
- 投稿した時にGoogleへ更新Pingを送るには「transition_post_status」へhookする
参考: Post Status Transitions | WordPress Codex
参考: サイトマップの作成と送信 - Search Console ヘルプ - そもそもXMLサイトマップはGoogleが自動収集してくれるわけではない。robots.txtかSearch Consoleを使って送信する。
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