Google Analytics(GA4)はデータ収集と処理、保存はBigQuery、可視化はLooker Studioの役目。
Google Analyticsで旧プロパティ(ユニバーサルアナリティクス)が2023年7月1日で停止するということで、移行しているときの覚書。
「サイトの速度」など旧プロパティで表示されていた項目がGA4ではなくなっている。
今まではGoogle Analyticsが全部いい感じに表示してくれたので使いやすかった。
GA4ではアプリのアクセス解析もできるように汎用的に設計されて、Google Marketing Platformの各ツールで役割分担するようになっている。
参考: Google Marketing Platform - Wikipedia
- Google Analytics: 行動履歴の収集と処理
- Google TagManager: データ収集用のトラッキングコード管理
- BigQuery: データの保存と分析
- Looker Studio(旧名: Data Studio): 可視化レポートツール。
- Google Search Console: 管理ウェブサイトのGoogle検索管理コンソール
- PageSpeed Insights: ウェブサイトのパフォーマンス測定と診断
データ分析フローの
収集 → 処理 → 保存 → 分析 → 可視化
をイメージするとGoogleさんの気持ちがわかる。
参考: Build 07:Looker Studio によるデータの可視化 - YouTube
つまりGoogle Analyticsの旧プロパティでは収集~可視化まで全部やっていたのを役割分担して高度なデータ分析ができるようになった。
GA4の探索ページは文字通り一時的な調査用。
Looker Studioを使った方が長い文字列を置換する関数やIF文など用意されているので見やすくできる。
参考: Function references - Looker Studio Help
ただしGA4はデフォルトで2ヵ月しかデータ保持しない(14ヵ月まで延長可能)ので、BigQueryにエクスポート設定するのを忘れずに。
【関連記事】
- Google Analytics 4 + Google Tag Managerでイベント設定
- Google Analytics4(GA4)の特徴と今までとの違い
- 機械学習プロジェクトの進め方:CRISP-DM