WindowsのChrome上のTextareaやGmailでEmacsのキーバインドを使いたい
Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-Sの英語配列を買ってWindows10に設定したときの覚書。
HHKBはカーソルキーやHome, Endがない(Fnとの組合せ)ので、Emacsのキーバインドが使えないとストレスが溜まる。
ちなみにMacだとOSでサポートしているのでHHKBと相性がいい。
HHKBの設定
- SW1:ON, SW2:OFFでスペース右の◇をWindowsキーにする
- SW3:ONでDeleteをBackSpaceにする
- SW4:ONでスペース左の◇をFnにする(キーマップでFnを別のキーに割り当てるため)
- Microsoft IMEの設定でCtrl+SpaceでIMEのON/OFFを切り替え可能に
- 公式キーマップ変更ツールで最下部のキー配置を変更(下記画像参照)
Keyhacのインストール
入力したキーバインドを柔軟に設定可能にする常駐ソフト。作った人天才。
下記設定でconfig.pyを上書きするととりあえず良い感じになる。
これを元に使いながらカスタマイズしていく。
GitHub上でForkしておく。
C:> cd C:\Users\Daiki\AppData\Roaming\Keyhac
C:> git init
C:> git remote add origin git@github.com:DaikiSuganuma/fakeymacs.git
C:> git fetch origin
C:> git reset --hard origin/master
常駐しているKeyhacを右クリックして「設定のリロード」。
ある程度カスタマイズしたらGit pullする。
C:> git add --all
C:> git commit -m 'Add insert_row function, Disable some key-bind.'
C:> git push origin master
fork元をupstreamとして登録してマージする。
C:> git remote add upstream https://github.com/smzht/fakeymacs.git
C:> git fetch upstream
C:> git merge upstream/master
主な変更点(2022/01/22 config_personalを使うように変更)
- Alt + BackQuoteでIMEのon/off切り替え
- Ctrl + oで新しい行を挿入
- Chromeで使いたいショートカット(Ctrl + w)をChromeのみ無効化。
- C-wでカーソルキーがある単語を選択
Windows + Rで「shell:startup」を入力するとスタートアップフォルダが開くので、Keyhac.exeのショートカットを作成して、自動起動するようにしておく。
その他
Google Chomeに「Vimium」を入れてviっぽく操作できるようにすると便利。
他のブラウザを使うときに混乱するので止めた。
タブを閉じる: Ctrl + F4(マウスのボタンに割り当てると便利)
検索: F3- Windows10の「Advanced keyboard settings → Language bar options」から言語切り替えのショートカットを無効にする。
日本語だと「キーボードの詳細設定 → 入力言語のホットキー」でシーケンスを無効にする。
メインPCをMacに変更したようと思っていたけど、Windowsのままですごく快適になった!
【関連記事】