Windows10をクリーンインストールして初期設定。バックアップ作業
SSDの容量をアップグレードする(SSD交換)タイミングでOSをクリーンインストールしたときの覚書。
前はOSをSSDごとコピーしたけどもOS移行ソフトが中華製なので、今度からはクリーンインストールして移行することにした。
1.バックアップ
OS用ディスクとデータ用ディスクは分けてある。
外付けHDDに「C:\Users」以下のユーザーディレクトリごとコピーする。
サイズが大きいので必要そうなものだけコピー。
- .gitcconfig
- .sshディレクトリ
- Desktop
- C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
- (AppDataのバックアップは必要なし)
ついでに例年の全体バックアップ作業も行った。
その他準備しておくこと
- マザーボードの最新ドライバ
- ビデオカードの最新ドライバ
- プリンタの最新ドライバ
- Intel(R) Rapid Storage Technologyの最新ドライバ
- Tera Term Menuの一覧(teraterm\ttpmenu.ini)をバックアップ。
参考:Tera Term Menu Tutorial - keyhacの設定ファイルでコミットし忘れがないか確認。
- PhpStormの設定をエクスポート
「JetBrainsアカウントで同期する」設定があるのでいらないかも。。。 - FileZillaの設定をエクスポート
- モリサワフォントのパッケージキー確認(インストール時に必要)
※ 別のPCを使う場合は事前にライセンスとPCの切り離しが必要
※ SSD交換しただけ(PC名も同じにした)だと前のライセンスキーでインストール完了した - 複合プリンタのIPアドレス確認
2.クリーンインストール
Windows10のインストールDVDディスクを作成する。公式からツールをダウンロード。
ディスク交換しなければ公式ツールでクリーンインストールできる。
「MediaCreationTool20H2.exe」を実行してisoファイルを作りDVDに焼く。
片面1層DVDは容量オーバーなので片面2層のDVDが必要。
片面1層DVDしか手持ちなかったのでUSBメモリにディスクイメージを作った。
後の手順
- PCをシャットダウンしてSSDを交換。
※ RAID構成の場合は事前に構成内容を確認(起動時にCtrl+I) - BIOS(起動時にDelete)でディスクが認識されているか確認。
※ 4KディスプレイにPC起動時のPOST画面が表示されないので、古いディスプレイのみ接続して起動する。
※ HHKB HYBRID Type-Sでは起動時のDELETEキーを認識しない。 - BIOSから起動順序を変更。
※ USBの認識設定をPartiallyからALLに変更 - USBメモリを刺して起動
- 画面に従ってWindows10のクリーンインストール。
※ インストール先のドライブ選択画面で接続したSSDを選択しても先に進めなかったが、再起動してもう一度Format→Newしたら進めた(うろ覚え)
3.ソフトインストール
クリーンインストール直後はWindows Updateする。
ドライバもインストール。
言語を日本語に設定。
日付、時刻、地域の追加設定からシステムロケールを「日本語」に変更する。※ これしないと解凍したファイルが文字化けしたり、アプリが文字化けしたりと嵌る。
インストールしたソフト一覧
- Windows Terminal(Microsoft Store経由)
- PowerShell(Microsoft Store経由)
参考: PowerShell7でEmacs(Linux)のキーバインド設定 - Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Adobe Creative Cloud
環境設定からインストール言語の設定 - Scoop
参考: Windows10にDart Sassをインストール - Sass(Scoop経由: scoop install sass)
- 7-zip(Scoop経由?: scoop install 7zip)
- Git(Scoop経由: scoop install git)
- Node.js(Scoop経由: scoop install nodejs-lts)
- Python(Scoop経由: scoop install python)
Happy Hacking Keyboard キーマップ変更ツール
ファームウェア更新用- JetBrains PhpStorm
- FileZilla Client
- Logicool Options
- Microsoft 365
- Visual Studio Code(Microsoft Store経由)
- Tera Term
- TortoiseSVN
- Zoom
- LINE
- Mフォントスターター
- FontKeeper2
- IME Status
- XnConvert
画像一括リサイズ+透かし画像追加 - i1Profiler
参考: 一般的なモニターをキャリブレーションする方法
その他設定した事
- 仮想メモリの設定。Cドライブに49,152MB(物理メモリの2倍)。
- keyhacのインストールと設定。
参考: WindowsのChrome上のTextareaやGmailでEmacsのキーバインドを使いたい - xyzzyのためのPATH設定。User variablesにXYZZYHOMEを追加。
- OneDriveの一部ファイルが閲覧できないのは、フォルダのセキュリティ権限設定で不明なアカウントを削除したら直った。
- NVIDIAコントロールパネル → ディスプレイ → 解像度変更から「NVIDIAのカラー設定を使用」に変更。色の深度をSDR(30ビットカラー)+10bpcに変更する。
参考: Eizo ColorEdge CS2740を購入。10bitカラー設定 - 「源ノ角ゴシック(Source Han Code JP)」をインストールしてエディタに設定。
Visual Studio Code: Font Family: 'Source Han Code JP'
PhpStorm: Fontのプルダウンで「Source Han Code JP」を選択。
参考: GitHub | adobe-fonts/source-han-code-jp: Source Han Code JP | 源ノ角ゴシック Code - Windows検索のインデックスを作成するフォルダを変更。仕事で使うProjectsフォルダ以下だけでいい。
元に戻すまでだいたい4時間ぐらい掛かる。
インストール直後Cドライブは50GBぐらい使う。
今回HDDを250GBから1TBにしたけどクリーンインストールすれば容量をアップグレードしなくてよかったかも。