感染症及び寄生虫症3

診療情報管理士の勉強をしているときの覚書。


[A15-A19] 結核

結核菌による感染症。
好発部位は肺であるが、全身の臓器・器官に感染する。

世界人口の約4分の1が結核菌に感染しており、その中の5~10%が結核を発症する。
世界の10大死因のひとつ。
HIV患者の4人に1人は結核で死亡している。
世界三大感染症の一つ。
二類感染症。
参考: 結核 - Wikipedia


[A30] ハンセン病

(結核と同じ)抗酸菌の一種である癩(らい)菌によって引き起こされる感染症。
現在では極めて稀な疾病。
伝染性は低く治癒する。
誤解により強制隔離、差別、偏見が根強く残った。
参考: ハンセン病 - Wikipedia


[B20-B24] ヒト免疫不全ウイルス病(HIV)

HIVはウイルスの名前で、AIDSは病気の名前。
非常に変異しやすいウイルスであり、ウイルスの表面抗原がそれぞれ違うといえるほど多種多様な型がある。
そのため、ワクチンを作成することは困難である。
世界三大感染症の一つ。
参考: ヒト免疫不全ウイルス - Wikipedia

後天性免疫不全症候群(AIDS)は五類感染症。
参考: 後天性免疫不全症候群 - Wikipedia

HIVに感染するのは十分なウイルス量を含むのは血液、母乳、精液、膣分泌液のみ。


[B50-B64] 原虫疾患/寄生虫病

寄生虫は真核生物。
単細胞のものを原虫。
多細胞のものをぜん虫。


[B50-B54] マラリア

熱帯から亜熱帯に広く分布するマラリア原虫による感染症である。
世界三大感染症の一つ。

四類感染症。
参考: マラリア - Wikipedia


[B58 トキソプラズマ症]

トキソプラズマによる原虫感染症である。
トキソプラズマは人間を含む幅広い温血動物に寄生するが、終宿主はネコ科の動物である。
参考: トキソプラズマ症 - Wikipedia



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