【Linux】デーモンの起動・停止するときの「rc.d/init.d」

デーモンを起動・停止をするときにいつも唱えている呪文が $ /etc/rc.d/init.d/httpd restart これは、apacheを再起動するときのコマンド。このrc.dとinit.dって何だべ?と思い調べてみました。 環境はCentOS5.2。

/etc/rc.d/はランレベルごとの起動・停止スクリプトを格納しているディレクトリ。

ランレベルとはLinuxの動作モードのこと。

シングルユーザモードやマルチユーザモードやグラフィカルログインなどによって起動するデーモンを制御するためにディレクトリごとに分けている。 ランレベルについてはここを参照。

/etc/rc.d/の配下にはrc0.d~rc6.d init.dなどのディレクトリがあり、init.dの配下にいるのが起動・停止スクリプトの本体。 rc0.d~rc6.dの配下にいるのはinit.dにあるスクリプトの各動作モードごとのリンボリックリンク。 ランレベルを変更したい場合などはここを参考に。

ちなみにLinuxの場合「.d」が名前の最後に付けられているディレクトリをよく見かける。

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