【PHPチューニング】APCをインストールしてWordpressを高速化
Xampp for linux(Lampp)の環境にAPC(Alternative PHP Cache)をインストールしたメモ。
環境はCentOS5, Xampp for linux 1.7.1(apache2.2.11 PHP5.2.9)
Wordpressはプラグインを追加していくと、追加した分だけ遅くなっていく。アクセスした際にwp-load.phpがrequireされるとwp-settings.phpの中で有効なプラグインをrequireしているので、どれが遅いか調べるときはこのループの中でmicrotimeとかで時間を出力すると分かる。
APC(Alternative PHP Cache)はphpアクセラレーターの一つ。phpのバイトコンパイルされたコードをキャッシュして高速化する。
他の有名どころはeAcceleratorとかZend Optimizerがある。wikipedia
eAcceleratorは既にXamppにインストールされているので、php.iniのeAcceleratorのコメントを消して再起動すれば使える。
今回はAPCをインストール。
まずは開発環境を整える。xampp-linux-develは公式サイトからダウンロード(Development package)
# cd /opt
# tar xzvf xampp-linux-devel-1.7.1.tar.gz
# yum install autoconf gcc
コンパイル環境が整ったのでインストール。今のバージョンは3.0.19。
# cd /opt/lampp/bin
# ./pecl install APC
php.iniに
extension="apc.so"
を追記。
これでxamppを再起動。プラグインを読み込むrequireの処理が劇的に速くなった。全体(体感)的には2倍ぐらい高速化した感じ。
apcの設定はPHP マニュアルを参考に。
同封されているapc.phpというのでキャッシュ状態を参照できるとPHPマニュアルにあったので、ここからソースをダウンロードしてきてapc.phpを表示してみた。(コンパイル時にどこかのディレクトリに配置されているかも)
apc.shm_sizeを設定する参考情報に利用できそう。
次回はeAccelerator + Zend Optimizerをインストールしてみる。
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