【2021年版】一人社長の年末調整

電子化されたりでやり方が変わっていたので覚書。

環境: 株式会社、埼玉県川口市、社員1名(一人社長)、6年目

2025/01/07 画面に合わせて修正


1.源泉所得税を申告して納税

まずは1/20までの源泉所得税申告と納税から。

MFクラウド給与で12月分給与を確定。
帳票一覧から所得税徴収高計算書(特納)をダウンロード。

e-Taxの「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)」から申告して続けてダイレクト納付する
自動引き落としがデフォルトになった。



2.年末調整

MFクラウド年末調整で作業する。

  1. 設定→事業者→申告事業者→追加「去年の情報をコピーして追加」
  2. 手続き→追加
    手続き名:2024年末調整
    基本デフォルトで完了。
  3. 作成した年末調整の「詳細」をクリック
    自分を選択して「依頼中」ステータスにする。
  4. ホームに戻りメニューの「従業員画面へ」で切り替える。
  5. 「提出する年末調整があります」をクリックして進める。
  6. メニューの「管理者画面へ」で切り替える。
  7. 手続き→詳細→ステータス:未確認から「確認済」ステータスへ変更
  8. ステータス:確認済→従業員のリンクをクリック→確認済み
  9. 「申告従業員の詳細」サブメニューから下記書類をダウンロード。マイナンバーを印字する。
    源泉徴収簿
    源泉徴収票
    給与支払報告書
  10. サブメニューの提出準備→提出先市区町村の更新
  11. サブメニューの電子申告→国税(e-Tax)の申告内容のエラー確認、プレビューで確認。
  12. 地方税(eLTAX)の申告内容のエラー確認、プレビューで確認。

MFクラウド給与の1月給与計算でメニュー → 過不足税額をインポート


電子申告のために電子証明書を取得しようと思ったけど手数料が掛かるのでやめた。
参考: 電子証明書の取得方法と注意事項 | マネーフォワード クラウド年末調整サポート


3.e-Taxで国税を電子申告

e-Taxで作業する

  1. 給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出 【提出枚数100枚以内】
  2. 給与所得の源泉徴収票を作成
    MFクラウド年末調整の源泉徴収票を参考に入力
    個人番号を入力
  3. 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表の作成
    MFクラウド年末調整の提出準備→法定調書合計表→プレビューと同じになるように入力
  4. 署名して送信
  5. 帳票を表示して保存。受信通知の画面をPDFで印刷して保存。

4.eLTAXで市税を電子申告

MFクラウド年末調整で作業

  1. 給与支払報告書で「総括表の再集計」
  2. プレビューして総括表をダウンロード。

MFクラウド年末調整でもeLTAXと連携する機能があるようだけれど、電子証明書を取得するのに手数料が掛かるようなので止めた。

CSVだけでなく個別入力も出来るようになったようなので、今後のためにeLTAXでやってみた。

公式マニュアルを参考に。


PCdesk(eLTAX)で行った作業

  1. 利用者情報に関する手続き → 提出先・手続き変更。
    「提出先編集」→ 提出先・手続き情報追加。
    「個人都道府県民税・市区町村民税(特徴)」で検索。
    既に追加済みだった。
  2. トップに戻り、申告に関する手続き → 申告データの作成。
    次へ → 個人住民税 → 給与支払報告書にチェックして次へ。
  3. MFクラウド年末調整でダウンロードした給与支払報告書を見ながら入力。
    コピー&ペーストする。
    納入書の送付は「必要」。
    特別徴収税額通知受取情報は電子データで受け取る(正本のみ)
  4. 手入力による作成 → 新規
    支払い年を入力。
    既にe-Taxで提出済みなので、源泉徴収票の事前提出の有無をチェック
  5. 作成区分を「地方税」に変更
    MFクラウド年末調整でダウンロードした給与支払報告書を見ながら入力。
    給与支払報告書の印字されているところだけ入力。
    受給者番号は「1」を入力。
  6. 申告データ表示
  7. マイナンバーカードで署名して送信。
    データは残した。


給与支払報告書は郵送した方が早い。
税金5億円以上を投入されたと知っているとeLTAXにはいろいろ言いたくなる。


【関連記事】