法人税の予定申告(中間申告)
法人市民税の予定申告書および納付書が3月末に送られてきて「なんで?」と思って調査したときの覚書。
環境: 株式会社、9月末決算。
法人税の予定申告(中間申告)とは?
Gemini 2.5 Proによる回答。
法人市民税は、通常、事業年度が終わった後に確定申告をして納税します。
しかし、ある程度の規模の法人については、事業年度の途中で、その年度の法人市民税の一部をあらかじめ納付する必要があります。
これが「中間申告」または「予定申告」と呼ばれる制度です。
まとめ
- 法人市民税の中間申告・予定申告は、税金の前払い制度です。
- 前年度の法人税割額が20万円を超える法人が対象。
- 事業年度開始から8ヶ月以内(9月末決算なので5月末まで)に申告・納付します。
- 申告方法は「予定申告(原則)」と「仮決算による中間申告(業績悪化時などに有利)」の2種類。
法人市民税の他に法人税(国税)、法人県民税も予定申告が必要。
法人税(国税)をe-Taxで納付
- e-Taxにログイン。
- 5月1日「法人税及び地方法人税の予定申告について」のお知らせが届いているのを開く。
- 納付すべき法人税額を確認。
- 下の「納付情報登録依頼の参照作成へ」をクリックすると納付画面へ遷移する。
- そのまま確認して送信。
- 「通知の確認」を押す。
- 「帳票を表示する」でPDFを保存。
- 法人税と地方法人税の2種類あるので注意。
- ダイレクト納付で納付。
法人県民税をeLTAXで納付
申告
- PCdeskを起動
- メッセージ一覧から4月17日の「プレ申告データに関するお知らせ」を開く。
- 納付額を確認。
- 「作成」から申告データを作成する。
- 内容は埋められているので確認して次へ。
- 「MCA0391 申告データ一覧に表示対象となるデータはありません」とエラー。
- 適当な項目を編集削除して次へ。
参考: 【対処法】MCA0391申告データ一覧に表示対象となるデータはありません。|田畑真吾のブログ - 署名して送信。
納税
- 納税に関する手続き → 電子申告連動
税目区分: 法人都道府県民税・事業税・特別法人事業税又は地方法人特別税
申告区分: 予定
事業年度・期別等: 令和6/10/1~令和7/9/30
で検索してさっき申告したのを選択して次へ。 - 納付情報の確認・納付から選択して納付。
法人市民税をeLTAXで納付
申告
- 申告に関する手続き → 申告データの作成 → 法人市町村民税。
- 予定申告を選択。
- 手入力による作成。
- 紙で送られてきた法人市民税納付書を見ながら入力。
非分割法人、事業種目は「インターネット附随サービス業」と入力。 - 予定申告書が選択済みになっているので次へ。
- 紙で送られてきた第20号の3様式を見ながら入力。
- 署名して送信。
- 納付発行依頼して納税(ほぼ法人県民税のときと同じ)。
税国区分: 法人市町村民税