血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害3
診療情報管理士の勉強をしているときの覚書。
播種性血管内凝固症候群(DIC)
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群。
早期診断と早期治療が求められる重篤な状態。
参考: 播種性血管内凝固症候群 - Wikipedia
血友病
遺伝性血液凝固異常症。
男児出生数の5000〜1万人に1人が血友病患者である。
血友病患者のほとんどが男性であり、女性は全血友病患者の1%以下である。
血液凝固因子の不足により血液の凝固異常が起こる。
参考: 血友病 - Wikipedia
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
何らかの要因によって血小板の減少を呈する病態の一群。
特定疾患として認定された、厚生労働省の指定難病医療費等助成対象疾病。
免疫システムが刺激され、体自身の血小板を攻撃する。
参考: 免疫性血小板減少性紫斑病 - Wikipedia
血液及び造血器のその他の疾患
無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)
末梢血中において顆粒球、すなわち好中球が極端に減少すること。
感染と戦う白血球の主要なクラスに起こる、ひとつの深刻な欠如である。
参考: 無顆粒球症 - Wikipedia
類白血病反応(るいはっけっきゅう)
ストレスや感染症に対する生理的反応である白血球数増加を意味する。
白血病は「基礎疾患がなくても」白血病が増える。
基礎疾患のあるなしが違う。
参考: 類白血病反応 - Wikipedia
免疫機能の障害
免疫とは?
自己と非自己を認識し、非自己なら攻撃する仕組み。
参考: 免疫 (医学) - Wikipedia
抗体とは?
体内に侵入した異物(抗原)と結合することで異物を無力化する物質。
抗体が抗原へ結合すると、その抗原と抗体の複合体を好中球やマクロファージといった食細胞が認識・貪食して体内から除去するように働いたり、リンパ球などの免疫細胞が結合して免疫反応を引き起こしたりする。
参考: 抗体 - Wikipedia